2015年11月24日火曜日

生徒指導ニュース NO.38

○○○はくつの命です。
最近、上靴のかかとを踏んでスリッパのようにはいている子が目立っています。校内でそういった子どもを見かけたらその場で瞬時に直すように声をかけています。しかし、一度かかとを踏んで癖がついてしまうことでまた踏んで歩いてしまうことも多いようです。
 どうして、かかとを踏んで歩くことはいけないのでしょうか?
靴を買うとついている取扱説明書に以下のようなことが書いてありました。


シューズの保持機能でもっとも重要な役割を果たしているのが、かかと部に内蔵されているヒールカウンターです。もしかかとを踏んだまま立ったり歩いたりすると、このヒールカウンターがつぶれ、変形し、足の損傷や不安定な動作を招くおそれがあります。的確な動きを可能にするためにも、シューズの機能が失われるような履き方を決してしないでください。

シューズのかかとには足の安全性を高める重要なパーツのヒールカウンターが内蔵されています。
(中略)
もし、かかとを踏んだまま履き続けると、ヒールカウンターがつぶれ、変形し、足の動作が不安定になってけがの元になる心配も生じます。 




靴は、かかとを踏まずに履くことで安全に歩くことができるのです。また、「足元の乱れは心の乱れ」と言うこともあります。機能的でない使い方をわざわざすることや見た目にだらしのない格好をすることで子どもの心が乱れるきっかけにもなります。上靴のかかとを踏まず気持ちのよい格好で歩いていることはとても素晴らしいことです。ただ、たまに上靴が小さいまま気にせず履いている子もいます。学校でも声をかけますが、上靴のサイズがあっているか聞いてあげてください。

かかとは靴の命なのかもしれません。靴は毎日履くものです。大切にすることで子どもたちの姿も素敵になるのではないでしょうか?